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ジム・ラヴェル(Jim Lovell)

2010年2月 5日金曜日 06:50 | 0 Comment | 0 Trackback

Jim Lovell

月面に立てなかった不運の英雄

ジム・ラヴェル(ジェームズ・アーサー・ラヴェル・ジュニア、James Arthur Lovell, Jr.、1928年3月25日 - )はアメリカ合衆国の宇宙飛行士、海軍軍人。海軍での最終階級は、大佐。途中で起きた事故により月着陸を断念したアポロ13号の船長として知られる。
ジェミニ7号、ジェミニ12号、アポロ8号、アポロ13号と4回の宇宙飛行をおこなったベテラン宇宙飛行士でスカイラブ計画が始まるまで、ラヴェルが人類の中でいちばん長い時間を宇宙空間で過ごした人間であった。

損傷したアポロ13号の機械船

アポロ13号奇跡の生還

映画『アポロ13』でも描かれたアポロ13号は、船長ラヴェル/司令船操縦士ジャック・スワイガート/月着陸船操縦士フレッド・ヘイズを乗せて1970年4月11日に打ち上げられた。ラヴェルの4度目で最後の宇宙飛行である。しかし途中で機械船に爆発が起き、月着陸どころか生きて地球へ戻れるかも危ぶまれた。
打ち上げから3日後の4月14日、月に向かって地球から月までの10分の1ほど行った所で事故が起きた。機械船の液体酸素タンクが爆発したのである。乗組員の呼吸だけでなくコンピュータなどの電源にも必要な酸素がほとんど失われた。機械を冷やすための冷却水不足にも悩まされ、さらには定員二人の月着陸船に三人が乗船することによって二酸化炭素が増加、二酸化炭素中毒による生命危機も危ぶまれた。
着陸船を救命ボートとして使用し、電力を限界まで抑え、飲料水の摂取を極力控えることによって無事地球に生還した。

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