MQ-9 リーパー(Reaper)
2010年2月 1日月曜日 04:11 | 0 Comment | 0 Trackback
遠隔操縦で攻撃をおこなう無人軍用機
MQ-9 リーパー(Reaper,「(魂を)刈り取る者」の意味から英語で「死神」の意)はジェネラル・アトミックス社製の軍用無人航空機。長い航続距離と高い監視能力および攻撃能力を持つハンターキラー無人機である。原型となったMQ-1 プレデターよりも機体が大型化され、性能が大幅に向上している。
武装
両翼に3つずつ計6つのハードポイントが存在し、増槽、ヘルファイア対戦車ミサイル、ペイブウェイIIレーザー誘導爆弾、スティンガー空対空ミサイルを搭載可能(将来的にはJDAMやサイドワインダーの搭載も予定)である。
ハードポイントの各パイロンはそれぞれ搭載重量が異なっていて、一番内側の2つが1500ポンド(680kg) 、その1つ外側の2つが600ポンド(270kg)、一番機体から外側の2つが200ポンド(90kg)となっている。
仕様
メーカー | ジェネラル・アトミックス |
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操縦員(遠隔操作) | 2名(パイロット1名、センサー員1名) |
エンジン | Honeywell TP331-10Tターボプロップエンジン |
エンジン出力 | 950 SHP |
最大燃料搭載量 | 1,815 kg |
長さ | 11m |
翼幅 | 20m |
空虚重量 | 2,223kg |
最大離陸重量 | 4,760kg |
最高高度 | 15,000m |
運用高度 | 7,500m |
滞空時間 | 14~28時間 |
航続距離 | 5,926 km |
有効積載量 | 1,700 kg |
最高速度 | 482km/h |
巡航速度 | 276-313km/h |
レーダー | AN/APY-8 Lynx II |
センサー | MTS-B |