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P-38 ライトニング(Lightning)

2010年1月19日火曜日 10:18 | 0 Comment | 0 Trackback

P-38 Lightning

高速・重武装の双胴の悪魔

P-38 ライトニングはロッキード社が開発し、1939年にアメリカ陸軍に制式採用された戦闘機。愛称であるライトニング(Lightning)は稲妻。
最高速度580km/h以上という軍からの要求をみたす高速力を出すために発動機を2基搭載した双発・双胴となり、中央胴に搭乗員が乗り込む設計となった。
ヨーロッパ戦線ではドイツの戦闘機の機能向上にともない劣勢を強いられ、P-47、P-51といった優秀な新鋭戦闘機に切り替えられ活躍する期間は長くはなかったが、太平洋戦線では航続距離が長いことが洋上飛行時の利点となること、日本の戦闘機はドイツに比べれば低速であったことから、終戦まで第一線で活躍し、日本軍機相手にキルオーダーの1位と2位の記録を残した。

P-38 Lightning

元祖戦闘爆撃機

単発・単座戦闘機に対して旋回半径では劣り、配備当初は低空での格闘戦を得意とする零戦や隼などに低空に誘い込まれ苦戦したが、P-38の性能を生かした一撃離脱戦法に徹する戦法が確立されると、立場は逆転し日本機が不利になっていった。
P-47、P-51の配備に伴い戦闘機としては短命に終わったが、搭載量が大きいことから第二次大戦後期は爆撃機として利用された。
第二次大戦当時の戦術にはなかったが、現在の戦い方が当時にあれば戦闘爆撃機として大活躍したであろう。

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